ほやほや日記
歯医者さんのレントゲン撮影って必要?安心?(2019.02.27更新) 歯医者さんに行くと、レントゲン検査(X線検査)がよく行われます。 レントゲンを撮影することは、歯科治療の診査、診断を行う上でとても大切な判断材料となります。 ですが、レントゲン撮影と聞いて様々な疑問や心配事が頭をよぎる方も少なくないと思います。 そこで今回は歯科用レントゲンについて詳しくお話したいと思います。 一般的にレントゲンと言われているのは放射線の一つのX線を使った写真撮影のことです。 レントゲン撮影で使うのは人体に影響するレベルには程遠いごくわずかな量なので大人にも子供にも安心と言われいます。 放射能と言うのはどこにでもあって宇宙や大気、大地や食べ物からも浴びますし、飛行機に乗れば地上よりも高い値になります。 歯科レントゲン撮影の放射能は自然界から年間に浴びる放射線量と比べても100分の1以下とごくわずかです。 例えば…飛行機で東京からニューヨークに乗った場合の被ばく量→0,11~0,16msv 胸部のレントゲン撮影→0,06msv 歯科のレントゲン撮影→0,002~0.01msv 撮影は口の周りだけなので胎児への影響も限りなく少なく妊娠に気づかずレントゲン撮影をしてしまっても心配ないと言われています。 ただし、あらかじめ妊娠が分かってる場合はレントゲンに限らず診察や治療に気を配りますので必ず受診前に歯科医師かスタッフにお伝えください。 見たり触ったりするだけでは分からない歯や歯茎の内部を確認することはとても大切なことです。 症状などに合わせて使う様々な機種から一般的によく使う『デンタルX線』と『パノラマX線』をご紹介します。 こちらがデンタルX線写真です。 デンタルX線は、2,3本の歯を写し出す方法です。 外から見ただけでは分からない隠れたむし歯やはを支えている歯槽骨など特定の範囲を細かく見られます。 こちらがパノラマX線写真です。 パノラマX線は、歯が植わっている顎全体を写し出します。 むし歯や歯周病を全体的に診たり、親知らずや歯の生え変わり、骨の中の腫瘍や顎関節などをチェックします。 レントゲン画像では、硬い歯や骨は白く写り歯茎や血管、神経などやわらかい組織は黒く見えます。 むし歯はX線を透過しやすいので黒く見えます。 また、歯茎に隠れている歯石の付着など自覚症状が少ない歯周病の症状もしっかりキャッチできます。 歯周病は症状が進行すると歯槽骨が破壊されて吸収されてしまうので、その様子や程度も把握することができます。 直接見られない部分を確認できることで適切なアドバイスや処置を行う事に役立ってます。
Qレントゲンって安心なの?
Q何のためにレントゲンが必要なの?