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親知らずの抜歯

親知らずは第3大臼歯と呼ばれる一番奥にある歯のことです。

一般的に、20歳前後で生えるとされますが、その時期には個人差があり、生えない方もいます。また、4本ある親知らずのうち、数本のみが生える方や、一部だけが露出する方もいます。

抜歯が必要な親知らずについて

親知らずに異常が無ければ、もちろん何もする必要はありませんが、むし歯になったり、痛みが出たりした場合は、抜歯に至ることがあります。特に隣接している歯と密着している場合があり、親知らずの影響を受けてむし歯になったりすることもありますので、歯全体のことを総合的に考えて、必要な場合にのみ抜歯を行います。

症例①水平埋伏智歯

下の一番奥の歯茎が腫れて痛いとのことで来院されました。口の中からは見えませんでしたが、レントゲン撮影をすると親知らずが埋まっているのが判りました。(写真向かって右下の一番奥、水平に倒れている歯)

歯茎の隙間から食べかすやばい菌が入り、炎症を起こしてしまったと考えられます。親知らず周囲の炎症は歯茎が腫れて盛り上がるため、上の歯が噛み込み強い痛みを感じる事もあります。

まずは抗生剤を服用してもらい炎症と痛みを和らげます。その後、麻酔をして抜歯をします。麻酔から抜歯、縫合、止血までトータル30分から一時間程度の治療になります。(麻酔の効きやすさや骨の状態などにより個人差があります。)

 

 

抜歯後について

親知らずの抜歯後の痛みについて不安がある方は多いと思います。抜歯後1~2時間で麻酔が切れてきます。予め痛み止めの飲んでおくことで、痛みは和らげることができます。痛み止めは定期的に決められた量を飲んでいただくことをお勧めいたしますが、どうしても痛みが我慢できない場合ことがあります。その際は予め薬の量についてご指示いたしますので、その指示に従って追加の服用をしてください。

もちろん喫煙やアルコールは避けてください。

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